はてなブックマーク(はてブ)されやすい記事のタイトルはどんなものか考えてみます。
元々、人力検索はてはというサービスがはじまったのが2001年7月。もう10年近く前になります。
たくさんはてブされた記事ははてなのトップページに掲載されるため、爆発的なエントリーが見込まれます。
■人力検索はてな
Googleなどの検索サイトは、知りたい答えをシステムが探し出して表示するという形なのに対し、はてなでは、誰かが質問した答えをそのことについて知ってる誰かが答えるといった人力検索というサービスで立ち上がりました。ヤフー知恵袋などの走りです。
そのためか、現在でもはてなを使う人は何かを知りたいといったニーズがあり、論理的な話を好む傾向にあるそうです。
書籍や文章を読むのが好きな人たちが多い印象です。
成功するノウハウ、オススメの本、非常識なニュースなどをよく見かけます。
はてブされやすいタイトル
SEO対策としてもタイトルというのはとても大切ですが、はてブに好まれやすいタイトルというものがあります。
僕はこれを「はてブのマジックキーワード」と呼んでいます。いや勝手にですが。
・~のまとめ
・~の小ワザ
・~のコツ
・~するための○つの理由
・~したら最初にやるべき○つの項目
・~○十代のうちに読むべき○冊の~
基本的にはきちんと整理されている記事、まとめられている記事が好まれます。
そのため、「○つの~」いった具合に具体的な数字が書かれているタイトルが多いです。
○の中は8や10くらいが多いんですが、たまに16、24、100なども見かけます。
■実際にはてブされている記事のタイトルを見てみる
2010年12月1日現在の「最近の人気エントリー」を見ると、うまいな~って思うタイトルがいくつかありました。
例えば、『ネガティブな人が「成功する」ための5つの名言』
「○つの~」、「成功する」、「名言」といったマジックキーワードに加え、「ネガティブな人が」という所がとんでもなく秀逸だと思います。
通常、明るく脳天気な人は悩みなんて少なく、こういったノウハウを必要としているのは恐らくネガティブな人が多い。
「オレはなんてネガティブなんだろう」という自覚があるからこそ学ぼうと思っているのではないでしょうか。
「知らないと損する」「初心者だった自分が」といった言葉も自分に関係する記事だと認識されやすいようです。
はてなブックマークされやすい記事についてのお話はまだまだ続きます。
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